「辞めたい」は甘えじゃない！新卒クリエイターが抱える悩みと、キャリアを切り開くためのチェックリスト

新卒で入社した会社を「辞めたい」と感じ、自己嫌悪に陥っているあなたへ。仕事へのやりがいを感じつつも、過酷な労働環境や社風に悩み、心身に不調をきたしている状況は、決して「甘え」ではありません。この記事では、あなたの抱える悩みの本質を理解し、今後のキャリアを切り開くための具体的な方法を提示します。

辞めたいと思う私は、甘えているだけでしょうか？

この春短大を卒業し、四月からクリエイティブ系の会社で働いています。

仕事自体は楽しく、お客様に喜んでもらえてやりがいがあります。

しかし、福利厚生や宗教的な社風、新人に任せる仕事量ではないことに疑問を感じます。

具体的には

タイムカードは無い
給料明細はない
残業当たり前で基本的に10~12時間労働
入社時に書くであろう紙などが何もない
月7日休みのうち、2日勉強会で潰れて実質休みは5日(入社前は週2日休みにするって言ってたのに)
｢仕事出来なきゃ困る！｣と分からないことだらけの入ってすぐの私にどんどん仕事を任せてくる
研修生なので交通費なし(普段の職場は近いのですが、月に10回ほど片道二時間近くの場所で仕事するので結構負担)
研修費を｢あ、ごめん払い忘れた｣と言われ一か月先延ばしにされる
1番驚いたのが初任給を払い忘れたこと。そして3日後に手渡し。謎。
ハッキリ｢この会社でやりがいだけ求めて仕事するなら、ブラックなところは目を潰れ｣と言われる

｢仕事はさー、やりがいなんだよね。お金じゃないんだよ｣

などなど、要はお金を求めることが悪いことと言う社長の嫌味にも疲れました。

でも、周りの大人たちは

｢ここの会社以上に成長できる場所ないよ｣

｢こんな素晴らしい環境で働けて羨ましい｣

などと本気で私に言ってくるので、

｢お金を貰えないのは仕事が出来ない私が悪いのだ｣

｢こんなに素晴らしい会社で頑張れない私はなんてクズなんだろう｣という自己嫌悪感に陥ります。

今日は大切な仕事を任されていたのですが、

プレッシャーで夜中から吐き続け、今朝は涙が止まらず、おまけに過呼吸になり身体が震えて震えて動けなくなり倒れました。

今日はお休みをいただきましたが、もう辞めたいです。

まだまだ全然書ききらない宗教的な社風にもう嫌気が差しました。

しかし、宗教的だと自覚があるにも関わらず

｢あんなに成長できる環境は他にもないのに耐えられない私が悪い｣という発想になり、なかなか辞める決心がつきません。

でも、過呼吸になり震えるなんて予想外でした。

まだまだ大丈夫まだまだ頑張らなきゃと思っていたのに頑張れない自分が情けないです。

辞めたいと思うのは、ただ甘えているのでしょうか？

身体に異常をきたしたのは、私の心が弱いからでしょうか？

もっともっと頑張れない私は、社会不適合者なのでしょうか？

もう趣味も何も楽しめず、食事も採れず、何にもやる気が起きません。

｢辞めたい｣心ではそう思ってるのに、

次が無いとかたった三ヶ月で辞めるなんて情けないとか、色んなことが頭をグルグルしてます。

アドバイスをいただきたいです。

誹謗中傷はご遠慮願います…

1. なぜ「辞めたい」と感じるのか？問題の本質を理解する

まず、あなたが「辞めたい」と感じる原因を具体的に分析しましょう。今回のケースでは、以下の3つの要素が複合的に絡み合っていると考えられます。

労働環境の問題: 長時間労働、給与未払い、不透明な給与体系など、労働基準法に抵触する可能性のある問題が多数存在します。これは、あなたの心身に大きな負担をかけているはずです。
社風とのミスマッチ: 宗教的な社風や、やりがいを重視し、金銭的な対価を軽視する価値観は、あなたの価値観と相容れない可能性があります。
精神的な負担: 周囲からの否定的な言葉や、自己肯定感の低下、そして心身の不調は、あなたの精神状態を悪化させています。

これらの問題は、決して「甘え」や「心が弱い」から生じているものではありません。むしろ、心身ともに健康な人が、このような環境下で正常な判断力を保つことの方が難しいと言えるでしょう。

2. あなたの状況を客観的に評価するためのチェックリスト

あなたが置かれている状況を客観的に評価し、今後のキャリアを考えるためのチェックリストを作成しました。以下の項目に沿って、あなたの現状を自己分析してみましょう。

労働環境に関するチェックリスト

労働時間: 1日の平均労働時間は？休憩時間はきちんと取れていますか？
給与: 給与は適正に支払われていますか？給与明細は発行されていますか？
福利厚生: 交通費や社会保険は適切に適用されていますか？
ハラスメント: パワハラやモラハラに該当する言動はありますか？
コンプライアンス: 労働基準法に違反する行為はありますか？

社風に関するチェックリスト

企業理念: 企業の理念や価値観に共感できますか？
人間関係: 上司や同僚との関係は良好ですか？
コミュニケーション: 意見や要望を伝えやすい環境ですか？
成長機会: スキルアップやキャリアアップの機会はありますか？
評価制度: 成果や能力は正当に評価されていますか？

精神的な健康に関するチェックリスト

睡眠: 睡眠時間は十分ですか？睡眠の質は良いですか？
食欲: 食事はきちんと摂れていますか？
気分: 気分が落ち込むことは多いですか？
ストレス: ストレスを感じていますか？ストレス解消できていますか？
体調: 頭痛や吐き気、過呼吸などの症状はありますか？

このチェックリストの結果を参考に、あなたの状況を可視化しましょう。多くの項目で問題が見られる場合は、早急な対策が必要です。

3. 今後のキャリアを考えるための具体的なステップ

チェックリストの結果を踏まえ、今後のキャリアについて具体的に考えていきましょう。以下のステップに沿って、あなたに合った選択肢を見つけてください。

ステップ1: 現状の整理と目標設定

問題点の明確化: チェックリストの結果を基に、具体的な問題点を整理しましょう。
優先順位付け: 解決したい問題の優先順位をつけましょう。
キャリア目標の設定: 将来的にどのような働き方をしたいのか、具体的な目標を設定しましょう。

ステップ2: 選択肢の検討

現職での改善: 上司や人事部に相談し、労働環境の改善を求める。
転職: より良い労働環境や、あなたの価値観に合った企業への転職を検討する。
休職: 心身の健康を回復させるために、一時的に休職する。
起業・フリーランス: 将来的に独立し、自分のスキルを活かして働く。

ステップ3: 情報収集と準備

情報収集: 転職サイトや企業のウェブサイトで、求人情報を収集する。
自己分析: 自分の強みや弱み、興味のある分野を明確にする。
スキルアップ: 必要に応じて、スキルアップのための学習や資格取得を行う。
面接対策: 面接対策を行い、自己PRや志望動機を準備する。

ステップ4: 行動と評価

行動: 転職活動を開始したり、上司に相談したり、具体的な行動を起こす。
評価: 行動の結果を評価し、必要に応じて軌道修正を行う。

4. 転職を視野に入れた場合の具体的なアドバイス

もし転職を視野に入れているのであれば、以下の点に注意して活動を進めましょう。

自己分析の徹底: 自分の強みや弱み、興味のある分野を深く理解することが重要です。自己分析ツールやキャリアコンサルタントのサポートを活用するのも良いでしょう。
企業研究: 企業のウェブサイトや口コミサイトで、企業の情報を収集しましょう。企業の社風や労働環境を事前に把握することで、ミスマッチを防ぐことができます。
ポートフォリオの作成: クリエイティブ系の職種では、ポートフォリオが非常に重要です。自分の作品を整理し、魅力的に見せる工夫をしましょう。
面接対策: 面接では、あなたの経験やスキルだけでなく、あなたの人間性も評価されます。自己PRや志望動機を明確に伝えられるように練習しましょう。
エージェントの活用: 転職エージェントは、あなたのキャリアに関する相談に乗ってくれるだけでなく、求人情報の紹介や面接対策も行ってくれます。積極的に活用しましょう。

5. 精神的な負担を軽減するための具体的な方法

心身の健康を保つために、以下の方法を実践しましょう。

休息: 十分な睡眠を取り、心身を休ませましょう。
趣味: 趣味や好きなことに時間を使い、ストレスを解消しましょう。
運動: 適度な運動は、心身の健康に良い影響を与えます。
相談: 信頼できる人に悩みを聞いてもらいましょう。
専門家のサポート: 精神科医やカウンセラーに相談し、専門的なアドバイスを受けましょう。

もし、あなたが一人で抱えきれないほどの悩みを感じているなら、専門家への相談を検討しましょう。

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6. 周囲の意見に惑わされないために

周囲の大人たちの意見に惑わされず、自分の気持ちを大切にしましょう。彼らはあなたの状況を完全に理解しているわけではありません。あなたの心身の健康を最優先に考え、自分にとって最善の選択をしましょう。

自分の価値観を明確にする: どのような働き方をしたいのか、どのような価値観を大切にしたいのかを明確にしましょう。
情報収集: 転職に関する情報を集め、客観的な視点を持つようにしましょう。
相談: 信頼できる人に相談し、アドバイスをもらいましょう。
決断: 最終的な決断は、あなた自身が下しましょう。

7. まとめ：あなたのキャリアは、あなた自身で切り開く

「辞めたい」という気持ちは、決して甘えではありません。あなたの心身に不調をきたすような環境は、改善されるべきです。この記事で提示したチェックリストやステップを参考に、あなたのキャリアを主体的に考え、行動しましょう。そして、あなたの未来を切り開いてください。

あなたのキャリアは、あなた自身の手で築き上げることができます。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。応援しています。

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